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AIコーディングツール、結局どれがいいのか。

自分はSNS自動化やブログ運営の裏側でPythonスクリプトを書いているんだけど、GitHub CopilotとCursorの両方を1ヶ月以上使ったので、正直な比較をまとめる。

先に結論を言うと、「補完はCopilot、対話はCursor」。でもこれだけだと判断できないので、具体的に掘り下げていく。

GitHub Copilotとは

GitHub(Microsoft)が提供するAIコーディングアシスタント。

  • VS Code、JetBrains、Neovim等の拡張機能として動く
  • コードのインライン補完(タブで確定)がメイン機能
  • Copilot Chat(チャット形式での質問・コード生成)も搭載
  • 料金: Individual $10/月、Business $19/月
  • 無料枠: 学生・OSS開発者は無料、一般ユーザーも無料トライアルあり

Cursorとは

AI機能を統合したコードエディタ(VS Codeフォーク)。

  • 独立したアプリケーションとしてインストール
  • インライン補完 + チャット + Composer(ファイル横断の自動修正)
  • GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet等の複数モデルを選択可能
  • 料金: Hobby(無料、月500補完+50回Slow Premium)/ Pro $20/月 / Business $40/月

比較表:5つの軸で評価

自分が副業のPythonスクリプト開発で使った体感評価。

GitHub CopilotCursor
インライン補完◎ 自然で速い○ 良いが若干遅い
チャット機能○ 基本的な質問OK◎ モデル選択+コンテキスト理解
ファイル横断修正△ 基本チャットのみ◎ Composerが強力
料金○ $10/月△ $20/月(無料枠あり)
導入の手軽さ◎ 拡張機能追加だけ○ アプリ乗り換え必要

インライン補完:Copilotの方が一歩上

コードを書いている途中に灰色で表示される候補。Tabで確定するやつ。

これはCopilotが強い。 理由は2つ。

  1. 応答速度が速い。 キーを打った直後にサジェストが出る。Cursorは0.5秒くらいラグがある場面がある
  2. 文脈の読みが自然。 例えばPythonでfor文を書き始めたとき、変数名やデータ構造から「次に来そうなコード」を的確に予測する

ただし差は小さくなってきている。半年前と比べるとCursorのTab補完もかなり改善された。

チャット機能:Cursorの方が柔軟

「このコードのバグを見つけて」「この関数にテストを書いて」のような対話型の機能。

Cursorが強い理由:

  1. モデルを選べる。 Claude 3.5 Sonnetで長文コードを生成→GPT-4oで質問→cursor-smallで簡単な補完、と使い分けられる
  2. @ファイル参照。 チャットで「@utils.py を参考にして新しい関数を書いて」のように、特定ファイルをコンテキストに含められる
  3. Composer。 複数ファイルにまたがる修正を一括で提案してくれる。これはCopilotにない機能

Copilot Chatも悪くないけど、モデル選択ができない分、回答の品質に当たり外れがある。

実際のユースケース比較

ケース1: Discord Bot開発(新規)

ゼロからDiscord Botを作るタスク。

  • Copilot: インライン補完でサクサク書ける。ただし「全体像」を見てくれないので、設計は自分で考える必要がある
  • Cursor: Composerで「Discord Botを作って。APSchedulerで毎朝9時にメッセージを送る」と指示→複数ファイルが生成される

勝者: Cursor。 ゼロから作るときはComposerの「全体像を見て作る」能力が圧倒的。

ケース2: 既存スクリプトのバグ修正

動いているPythonスクリプトのエラー修正。

  • Copilot: エラーメッセージをCopilot Chatに貼る→修正提案。シンプルで速い
  • Cursor: 同じことができるが、@ファイルで関連コードも渡せるので、原因特定が正確

引き分け。 単純なバグならCopilotで十分。複数ファイルが絡むバグはCursorが有利。

ケース3: 日常的なコーディング

既存コードに機能追加、リファクタリングなど。

  • Copilot: 1行ずつの補完が心地いい。思考の流れを邪魔しない
  • Cursor: 大きな変更はComposerで一気にやれる

Copilot。 日常的な「ちょっとした修正」の積み重ねでは、インライン補完の速さと自然さが効く。

料金の現実

月$10(Copilot)vs 月$20(Cursor Pro)。年間で約15,000円の差。

自分の判断基準はこう。

  • コーディングが月10時間以下: Copilot($10で十分)
  • コーディングが月10時間以上 + 新規プロジェクトが多い: Cursor(Composerの価値が出る)
  • とにかく無料で試したい: Cursorの無料プラン + Copilotの無料トライアル

副業でPythonスクリプトを書く程度なら、正直Copilotの$10で十分というのが自分の結論。Composerを頻繁に使う人だけCursorの課金が意味ある。

第三の選択肢:Claude Code

ここまでGUI系の比較をしたけど、自分が最終的にメインにしたのはClaude Code(ターミナルベースのAIコーディングツール)。

理由:

  • ファイルの読み書き、コマンド実行、ブラウザ操作まで全部できる
  • プロジェクト全体のコンテキストを理解する力が強い
  • 「このプロジェクトにこの機能を追加して」で一発

ただしGUIがないので、ファイル構造を見ながら作業したい人にはCopilotやCursorの方が合う。

まとめ

  • インライン補完重視 → GitHub Copilot($10/月、速くて自然)
  • チャット+ファイル横断修正重視 → Cursor($20/月、Composerが強い)
  • プロジェクト全体を任せたい → Claude Code(ターミナルベース)
  • 無料で始める → Cursorの無料プラン(月500補完+50回Slow Premium)

「どっちが正解」はない。自分の作業スタイルに合う方を選べばいい。両方無料で試せるので、1週間ずつ使ってみるのが一番確実。

よくある質問

CopilotとCursorは同時に使えますか?

使える。CursorにCopilot拡張機能を入れることも可能(ただし機能が重複する部分がある)。自分はCursorメインのときはCopilot拡張を外していた。

プログラミング初心者はどちらから始めるべきですか?

VS Codeに慣れている前提ならCopilotが楽。理由はVS Codeにそのまま追加するだけで、新しいアプリを覚える必要がないから。まずPython基礎を学んでからAIツールを導入するのがおすすめ。

CopilotとCursorの補完精度は今後逆転する可能性はありますか?

この分野は競争が激しいので、半年後にはどちらが上か分からない。2025年後半の時点ではCopilotがリードしていたけど、Cursorも急速に改善している。どちらも定期的にモデルやアルゴリズムを更新しているので、一度試して「微妙だった」としても半年後に再評価する価値はある。